七月 「五色」

梅雨の真っただ中。
毎日天気予報は雨…..
日本は四季があって、お天気の変化が細かく季節の移り変わりは当然のようにあるのですが。

私は幼いころより喘息を患っていたこともあり、この時期ほぼ毎日発作に苦しんだ思い出で、苦手で嫌いな季節です。
でも雨は、大切な自然の恵みです。無くてはならない水分補給。豊かな実りと美しい自然の源です。

七月は旧暦の『文月』。

諸説ありますが、文広げ月とも言われるようで短冊に願いを書いて笹に飾る七夕飾りにつながっていますね。

七夕は中国からきた文化。

裁縫が上手くなるようにとの思いをこめて供えられた絹糸が最初とか。中国で絹織物が発見されたことが源となっています。人の生活の中で衣食は大切なこと。衣は絹織物をつくるのは女性、食は農業の仕事を担うのは男性というような分担がありました。

天の河の東に織女(しょくじょ)とう娘がいて織物が得意。織物の身魂を傾けるあまりずーっと独り身であることを心配した父は、天の河の向こうに居る牽牛と結婚させることにしたのです。ですが、嫁いでからは、織物の仕事を辞めてしまい、父は腹を立て二人を引き離し一年に一度だけ天の河を渡って会わせるようにしたという。

*私の好きな本『色の歳時記』吉岡幸雄より参考にさせていただきました。

機にかけて織物にして衣装をつくる→機を組み立てる→棚機(たなばた)→七夕

七夕の日には五色の糸や布を飾って、機や裁縫の上達をお願いしたと伝わっているのです。

笹の葉サラサラ~♪・・・

五色の短冊~♪...

五色は、中国五行思想の青、赤、黄、白、黒

染織史家の吉岡幸雄氏の家では最高位の色「紫」を入れて六彩色に

日本の梅雨の時期に七夕祭り。少し無理があるな~と思っていましたが、本当は梅雨明けからが本来の七夕だとか。天の川が見れて色んな思いを込めて飾る笹飾り。

7月7日天気予報はやはり雨か…..

2020年に始まった、コロナウイルスによる思いもしなかった、世界的な恐怖を伴う大きな動揺が続いています。

五色の短冊には今までと違う願い事が書かれるような気がします。

皆さんの願いが叶いますように…..

本当にこれまで頑張った。でももう少し。頑張りましょう!

この記事を書いた人

1964.2.7生まれ/個人数秘 ⑦⑪⑨/カラータイプ ペール/活動範囲 滋賀 京都 大阪/料理好き/アベンジャーズ好き/好き嫌い無し/楽しいことが好き/自由人/息子は友達/あるべき自分よりありのままの自分でいたい/ちょっと頑固/妄想好き/マッサージが得意

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