三月になりました。弥生です。
古来中国では、奇数の数字は陰陽の陽として奇数が重なる日は季節の変わり目だとされていました。三月三日は「桃の節句」。春が近づいてきて華やいだ気分になります。
色のイメージはやはりピンク色。
桃の花は春先にかけて咲く花ですね。江戸時代では魔を追い払う力を持つ木(仙木)とされ、酒に花びらを浮かべて飲み、祝ったそうです。
英語で、being in pink(元気になる)とかthink pink(良い方に考える)という意味。どちらも健康的に感じることができます。他には、若返りや愛情のシンボル、女性性を養う色とも言われています。
優しいピンク色は、女性ホルモンの分泌を促す色ともされています。
ピンク色の洋服やメイクは少し抵抗がある人も、小物やインテリアに少し取り入れることで、五感に作用して満足感や快適さを高めてくれると思いますよ。
まだまだ冷たい風が吹く日が多いですが、次に桜の花が咲く春本番も、もうそこまできています。コロナの影響で、心身ともに我慢の日々で疲れがたまっているかもしれませんが、この三月の節句で災いが去ってくれることを願い、あと少し、頑張りましょう!