今年は春の訪れが思っていたよりも早く、桜もあっという間に開花しました。
何年ぶりかのお花見を楽しんでいる様子を見かけますが、ファッション業界でも少しずつコロナ禍の忍耐からの解放を見通すようなカラーが提案されてきています。
この何年にも及んだコロナとの戦いに、ようやく先が見えてきた今、春夏のインターカラーのテーマは
<Hopetimism>希望の力です。
①唯一の私たち 水中で見る皮膚のような、彩度を抑えた色調を基調としたカラー。
②歓喜学 自然の中で遊ぶ楽しさを表現するカラー。
③嘘みたいな本当 自然界にはありえない人工的な要素を自然界にしか見られないものに重ねる。
④星座の 宇宙をテーマにしたカラー。
⑤質素倹約の楽しみ 天然素材そのままを感じさせるような色。
今から2年前にこのテーマを決めるのがインターカラー。その半年後に日本JAFCAファッションカラーが決まるのです。
春夏JAFCAのテーマは 今=未来 です。
①トランスリトル 手触りを感じるベーシックカラー。安心して使える素材感。濃く深いブラウンとホワイトに注目。ブラウンを主にブルー系を合わせも。ブラウンは地、ブルーは空 宇宙のイメージ。
②マジック・アワー 淡く優しいグラデーション。日没、日の出の薄明りの空が魔法色に染まる神秘的なイメージ。暖色系のグラデーション。
③アドヴァンス・エコロジー 新たなエコロジー意識を表すグリーンバリエーション。ヘルシー、心の充足感には欠かせないグリーン。ペパーミントグリーン、エバーグリーン、柔らかい緑色。
④ルミナス・ガーデン ハッピーな感覚の高彩度。バーチャルの世界、アートな感覚。長期なコロナ禍により、強い色ビビットへよりも少し和らいで透明感のあるブライトトーンへ気軽でハッピーな色調。
秋冬ファッションはコロナに向かって強くなる意識が前に出て、色合わせもパキッとした組み合わせが多く見られたが、春夏のトレンドカラーでは、明るく優しくカラフルな色が多く見られる。未来を見据える優しく穏やかな色へシフトチェンジしているのが、2023年のファッションカラーです。
このテーマを、カラータイプ別におすすめコーデを作ってみると….
こんな感じです。(^^)
メリハリを付けて強い思いを表現すると言うよりも、グラデーションやoneトーンコーデ、白合わせで明るくて優しい希望の気持ちを表現するのがおすすめです。
テーマの単語は難しいイメージ語ですが、トレンドカラーは何となく決まったのではなくて、時代の背景や社会情勢、それにかかわって生きてく人間の気持ちを表現する事ができるものなんだなと毎回感じます。誰かが好きに決めているのではなく、ちゃんと意味があるんだということが皆さんにも感じてもらえたらいいなと思います。
ファッションは自由です。(^^)v
こう着なきゃいけないとかありません。
雑誌にはいち早くトレンド情報がいっぱい載っていますよね。街には今年の色が各ブランドで打ち出ししています。歩くだけでもなんか楽しくなるそんなカラーが目立つ春夏です。自分らしいコーデを作ってファッションを楽しんでみてくださいね。
マスクも外す選択が出来るようになります。オシャレをして出かけましょう~
参考になれば….(^^♪
嬉しいです。