東京オリンピックが無事に閉会しましたね。
私にとっては東京オリンピックは、人生の中では二回目だったので、とは言っても1964年2月生まれですから…..。覚えてませんが。
でも今回は、開会式から閉会式までほぼリアルタイムで、各競技をじっくりとテレビ見ていました。
元々スポーツはするのも見るのも大好きなので、どこのチャンネルを合わせても、オリンピック一色でしたがあまり気にもならなくて、これまで見たことのない競技だったり、今回から新しく加わった競技などをワクワクしながら見ていました。
東京でのオリンピックが決まったのは、2013年9月7日でした。招致活動を経て「Tokyo」の発表があり決まった瞬間は、テレビで飛び上がって喜んでいる姿を見て胸がワクワクしたのを覚えています。開催される年は2020年。それからの7年間は日本にとって前向きで明るい未来を想像していたように思えます。
よく見れば…..。
2013年9月7日…..2+0+1+3+9+7=22
2020年……………2+0+2+0=4(22)
数秘のサイクル22は、嵐を表します。
つい、計算してしまいました(;’∀’)
大波乱。非常に大きい変化の波が予想されて、人生のターニングポイントになりうるインパクトの強い年とされています。
日にちと、年との両方に22が隠れていたなんて…..そうだったんですね。
経済もあらゆる技術力も世界トップレベルの日本なので、どんな素晴らしいオリンピックが開催されるのか楽しみでした。
ところが...
少しずつ、何故かつまずき始めましたよね。
国立競技場のデザインの計画見直し~エンブレム作り直し問題~コロナウイルスもまん延拡大し~一年延期~委員会会長辞任~無観客~開会式演出に関する辞退や変更~etc
極めつけは、コロナウイルスの世界的な感染でした。これはどうしようもない、誰もが予想も出来なかった出来事でした。
そんな中、行われた東京オリンピック、皆さんはどのようのしてご覧になっておられましたか?
私は、開会式を京都のマンションで息子と見ていました。
あの大きな立派な国立競技場にお客さんはほぼなくて、本当に寂しい感じのオープニングセレモニーが始まりました。
でも、選手の方々が入場が始まった瞬間!色とりどりのユニフォームに目がいってしまいました~。
各国の国の特徴がユニホームの色に現れていて、国を象徴する国境の色など様々な色があって、寂しいと思った国立競技場が一気に明るくなりました。
あ~この色素敵やね とか めっちゃ鮮やかでいい~ 似合ってるね~ オシャレやわ~ かっこええ!
と、二人で盛り上がっていました。
世界に目を向けると、こんなにも肌や髪や目の色の違う人々が存在することに、本当に驚かされました。
だからそ、れぞれの特徴と魅力があって、似合う色も様々あって、素敵ですよね。
あっという間に華やいだ雰囲気に変わりました。色の効果って凄いな~と思いました。
オリンピックのマーク。知ってのとおり5色です。んー。白地を入れたら6色?
青、黄、黒、緑、赤
色にはそれぞれの意味と思いが込められています。
★5つの輪は五大陸を表しています。
ヨーロッパ、南北アメリカ、アラスカ、アジア、オセアニア
★自然の意味
赤は火、青は水、緑は木、黒は土、黄は砂
★スポーツの五大鉄則
情熱、水分、体力、技術、栄養
色やデザインにはメッセージがあるのです。見ることだけで感じることができる。
数字も色も万国共通です。
国の色を着ている選手、自己表現に色を使っている選手。と皆 色んな工夫をして着ているユニフォームを見ているだけでも、私は楽しかったです。きっとそこには、色んな気持ちや願いが込められていたのでしょうね。
日本選手のオフィシャルウエアの色は、オレンジかかった明るい赤でしたね。
「サンライズレッド」。
日本の伝統美と先端技術を掛け合わせ、選手団の強さを表現したものだったようです。
色に気持ちを込める事は、私たちが日頃着る洋服などと同じ。
その時の気持ちを大切にするのにも、色って大事だなと感じました。
非常に苦しい現状の中で行われた、東京オリンピック。賛否両論でしたが、私は開催出来て良かったかなと思います。
一年遅れでしたが、最初に思い描いていたものとは違っていたかもしれませんが、
世界の選手がそれぞれの思いを胸に、躍動し、精一杯がんばてる姿を見て感動しました。
調整できなかった選手、思いもしなかった結果だった選手、チャンスをものにした選手、進退をかけた選手、次の生き方を見つけた選手、
みんなみんな素敵で胸を撃たれました。
私は心からありがとうを言いたいです。
しばらく止まっていた心を、大きく動かされた事は間違いないのですから。
そして、24日からは東京パラリンピックが始まります。楽しみです。